国立大学職員になろう。教養試験合格への勉強法を紹介〜多忙な社会人でも、勉強期間2ヶ月でも受かる。

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雑記

 国立大学職員の教養試験合格への勉強法を伝授します。

 いきなりですが、2022年7月3日は何の日か知っていますか。

 それは、令和4年度国立大学法人等職員採用試験の第一次試験の日です。

 社会人である私はこの試験を受けました。

 結果は、合格

 大学職員に転職するために勉強し続けたため、飛び上がって喜びました。

 勉強時間が2ヶ月と圧倒的に時間が足りない中、受かったので今年一番の嬉しい出来事でした。

 この記事では、社会人の私がいかにして大学職員の教養試験(1次試験)を合格したのかを紹介します。

自己紹介

 私は鹿児島でサラリーマンとして働く。
 若いうちに仕事で活躍して、出世するぞ!と思いを抱きながら仕事を始めるが、2つの壁が立ちはだかり挫折。
  1つ目は職場の環境に馴染めず、先輩社員からは「いつ仕事辞める?」と言われたこと。
 この人には負けないと怒りを感じながらも仕事を続けるが、2つ目の壁で心が折れる。
 それは、彼女との将来のこと。
 一緒になろうとの話をしていたのですが、ある理由で鹿児島には行かないことを告げられる。
 この2つの壁で完全にメンタルダウン。
 そして、うつ病に。
 うつ病から私を救ったのが大学職員になるという転職の道。
 大学職員を目指し、昼は仕事、早朝・夜は勉強し、2ヶ月で教養試験に合格。
 今も、習慣で資格の勉強中。

国立大学職員を目指した理由

私が大学職員になりたいと思った理由は2つあります。

 まず、1つ目は勤務地です。

 2つ目は、自分のためではなく頑張っている人の助けをしたいからです。

理由① 勤務地の自由さ

ぱくたそから引用

 働いたからこそわかることがあります。

 それは、勤務地の重要さです。

 勤務地が発展していないと、休日にやることがなくなります。

 旅行しにくくなるので、家に篭ることが多くなります。

 家に篭ることは、精神が病み始めるきっかけになるものです。

 (うつ病経験者から言わせてもらいます。)

 本当に勤務地にはこだわるべきでした。

 ですが、大学生時代の就職活動は、勤務地について何も考えていませんでした。

 自分のやりたいことを優先していました。

 ここが間違いでしたね。

 やりたいことは、社会人になってから変わるのに。

 そこで、私が仕事以外の時間が満喫できる都市部の大学に働きたいと思い、勤務地を自由に選べる国立大学職員を目指しました。

理由② 仕事の目的

ぱくたそから引用

 仕事時間を楽しくするのは、仕事に目的を持つことだとどこかの本に書いてありました。

 確かに、現在目的を持って働いていないので楽しくありません。

 仕事の目的は重要だと思います。

 私は、もともと頑張っている人を応援したい人でした。

 大学生時代のアルバイトは、塾講師をしていました。

 最初は、ただ時給が高いため行っていましたが、結局大学終了までずっと働いていました。

 ここまで頑張れた理由は、頑張っている生徒を支えることを目的として、生徒自身を手助けすることに楽しさを覚えたからです。

 大学職員は、学生支援をすることができるかは業務内容によりますが、陰ながら支えることができると思っています。

 そんな縁の下の力持ちのような仕事をしたいと思い、志望しています。

国立大学職員とは

ぱくたそから引用

 そもそも、国立大学職員とはどんな職業なのかを紹介します。

 まず、前提として国家公務員ではないことに気をつけてください。

 元々国立大学は、平成16年4月から法人化し、文部科学省が設置する国の機関から、各大学が独立した法人格を持つ国立大学法人に生まれ変わっています。

 つまり、独立行政法人ですね。

 なので、一般的な公務員ではないので気をつけてください。

 国立大学職員は、読んで字の如く、国立大学で働く職員になります。

 では、どのようなお仕事があるのでしょうか。

 業務内容は、大きく分けて8つあります。

 一つ一つ説明していきます。

業務①総務・人事系

 大学等の経営や組織の運営を円滑に進めるとともに、教職員の仕事をサポートする業務。

 例えば、学費の管理や学生の奨学金申請、学内の物品管理等などあります。

 つまり、大学の縁の下の力持ちです。

 いわゆる事務系職員です。
 
 詳しくはこちらのブログに紹介されていました。

【仕事内容】大学職員の『総務』に転職したい人が知っておくノウハウ - 社畜が大手大学職員に転職したブログ

業務②財務系

 法令や規定等に基づき、組織運営を財務面から支える業務。

 例えば、予算の立案・要求・配分・管理、職員の給与・出張旅費等の計算及び支給、学内の防災・警備、物品管理などがあります。

 つまり、大学の金融屋さんです。

 いわゆる事務系職員です。

 詳しくはこちらの記事に紹介されていました。

大学職員の仕事⑧「企画・財務・会計の仕事」の紹介
大学職員の採用試験に合格するためには、仕事理解や業界研究を行う必要があります。そこで、現役大学職員である管理人…

業務③教務系・学生系

 学生の入学から卒業まで、学業及び生活面をサポートする業務。

 例えば、入試広報、学生の入退学・留学・卒業等の手続き及び学籍の管理、学生の生活指導、就職情報の収集・提供などです。

 つまり、学生の頼れる兄貴です。

 いわゆる事務系職員です。

 詳しくはこちらの記事で紹介されていました。

https://教務.com/work/

業務④研究協力・国際交流系

 学術研究の振興助成、海外との学術交流、留学生交流を推進する業務。

 例えば、学術研究の推進に関する企画・立案及び調査、民間機関等の共同研究、国際交流の企画・立案などです。

 いわゆる事務系職員です。

 つまり、仲介人ですね。

 私が行いたい業務です。

業務⑤医療事務系

 主に大学病院で、医療や看護などの仕事をスムーズに進むようにサポートする業務。

 医療関係、医療情報関係などです。

 つまり、病院の運営をサポートする人です。

 いわゆる事務系職員です。

 詳しくはこちらのブログで紹介されていました。

大学病院勤務の大学職員はどんな仕事をするの?【現役が解説】 - 社畜が大手大学職員に転職したブログ

業務⑥図書系

 学術情報サービスについての様々なニーズに応え、教育・研究をサポートする業務。

 図書館資料の閲覧・貸出・返却、図書館情報システムの企画・立案・管理・運用などです。

 つまり、研究を情報でサポートする人です。

 いわゆる事務系職員です。

 詳しくはこちらのブログで紹介されています。

業務⑦施設系技術

 大学等の施設について、整備計画、施工管理、維持保存まで、全てをマネージメントする業務。

 例えば、施設設備に関する企画・調査、建物・電気・水道・ガス設備・外構等の維持管理などです。

 環境を作る人です。

 いわゆる技術系職員です。

業務⑧教育・研究支援系(教室系)技術

 多岐にわたる教育・研究活動を円滑に進めるために、それぞれの専門知識を活かし、技術面から支援する業務。

 例えば、実験データの測定・処理・分析・提供、機械・機器・装置等の整備などです。

 実際に研究に携わる人です。

 いわゆる技術系職員です。

 国立大学職員は、これまで説明してきたように多くの業務があります。

 自分に合った業務を志望しましょう。

 私は、研究協力・国際交流系の仕事がしたく志望しました。

国立大学職員になるためには

受験資格

 平成4(1992)年4月2日以降に生まれたもの(令和4年度)。

 つまり、30歳になる年まで受験することができます。

試験区分

 基本、事務系2区分、技術11区分
 
 事務系:事務、図書
 
 技術系:電気、機械、土木、建築、化学、物理、電子・情報、資源工学、農学、林学、生物・生命科学

採用までの流れ

 申し込みから1次試験合格発表までの日程は全国共通です。

 1次試験を合格された方は、各機関で実施される2次試験に進みます。

 2次試験では、面接等の考査になります。

 図書については全地区共通の専門試験も実施されます。

 2次試験を突破した人が内定となります。

 また、この採用とは別に各機関が独自に行う試験もあるので注意です。

 旧帝大は、この独自試験が行われることが多いです。

 4月の中旬ごろには、応募が締め切られるので注意が必要です。

 ここまで、大雑把に国立大学職員の仕事内容と採用までの過程について紹介してきました。
 
 それでは、1次試験について紹介し、私の勉強方法について紹介します。

教養試験(1次試験)

 教養試験(1次試験)は、全区分共通のもので、科目構成や問題内容は、大卒程度の一般的な公務員試験に準じています。

 制限時間は120分、問題数は40問になっています。

 合格点は、具体的な点数は発表されていないのですが、おおよそ7割取れたら合格だと思います。

 問題は、大きく分けて一般知識分野と一般知能分野の2つでそれぞれ20問出ます(令和3年度試験を参考)。

 それでは、それぞれについて紹介します。

一般知識分野

 一般知識分野には、社会科学(政治、法律、経済、社会)、人文科学(地理、世界史、日本史、思想、文学、芸術)、自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)で構成されています。

 それぞれの分野で、1、2問と少ないので、捨てる科目を選ぶことが合格の秘訣です。

一般知能分野

 一般知能分野には、文章理解(現代文、古文、英文)、判断推理(空間把握を含む)、数的推理、資料解釈で構成されています。

 文章理解が7問、判断推理が8問、数的推理が4問、資料解釈が1問出ます。

 ここでいかに点数が取れるかが合格の鍵になります。

 これらの傾向や対策は、この参考書に書かれていますので必ず読むようにしてください。

 大学職員用の参考書は、これしかないと言っていいほど見当たらないです。

 必ず目を通してください。

私の勉強法

合格パターンを考える

 それでは、私の勉強法について紹介します。

 結論から言うと、捨てる問題と拾う問題を決めることが大事です。

 満点を取る必要なんてないのです。

 時間は40問で120分、つまり1問あたり3分です。

 律儀に3分で1問解く必要なんてないのです。

 捨てた問題の数だけ、他の問題に費やせる時間が増えます。

 必ず、捨て問を作ってください。

 そうすることで、日頃の勉強方法も変わっています。

 具体的に私のパターンを紹介します。

 まず、目標点数を決めましょう。

 私は、合格点が7割程度なので29点をとることを目標としました。

 次に決めてほしいのは、どこで点数を取るかです。

 一般知能分野の判断推理と数的処理は、2つで全体の30%の点数配分になっています。

 ここを8割以上の10点以上取ることを目指してください。

 ここは、他の公務員の参考書にたくさん類題があるので、勉強した分だけ点数が取れます。

 勉強しやすい分野になり、慣れたらこっちのもんです。

 この2つの分野はミスることができないので、参考賞を購入し、2、3回やりましょう。

 資料解釈問題は、時間をかければ解けます。

 時間は、捨て問から取ってきてください。

 文章理解は、現代文、英文から問題が出されます。

 古文は、出ませんでした。(令和4年度)

 おそらく、今後も出ないかと思います。

 出ても1問程度だと。

 なので、出てきたら素直に諦めましょう。

 文章理解では7点中、文章が得意な人は6点、苦手な人は4点を目指しましょう。

 私は、苦手な人なので4点を目指しました。

 ここまでで、14点(16点)あります。

 残りは15点を、一般知識分野で取りましょう。

 自然科学分野は、基本中学生でも解ける内容なので、中学生内容がわかる人なら6点中5点は取れると思います。

 残りの10点を社会科学、人文科学の計14点から取ります。

 ここで大事なのが、捨てる分野を作ることです。

 私は、政治と思想・文学・芸術は捨てました。

 勉強する時間がない人はやらなくてもいいと思います。

 点数配分が少ないからです。

 人文科学は、中学生時代や高校生時代に触れたことのある内容なので、比較的勉強しやすいかと思います。

 社会科学は、ニュースをよく見られる人なら得点しやすいかと思います。

 ここは、個人の好きなところで得点してもらえればいいと思います。

 ただし、必ず捨てる問題は作りましょう。

 なんでも言います、満点を取る必要はないのです。

 捨てる分野を作り、少ない時間を有効活用して合格を目指しましょう。

 ここまでが、合格パターンを考えるでした。

 つぎに全体的な勉強方法について紹介します。

具体的な勉強方法

 まず、参考書は合格パターンで考えた問題から解きましょう。

 ここで大事になるのが、解く時間です。

 学校の勉強ではないので、1分程度考えても、解答の過程が思いつかないならすぐに答えを見ましょう。

 答えを見て、解法を覚えましょう。

 効率よく勉強するために、時間は無駄にできません。

 すぐに答えを見たら考えたことにならないじゃないかと反論する方がいると思います。

 ここで思い出してほしいのが、私たちは学生みたいに時間がたくさんあるわけではないのです。

 少ない時間で効率よく勉強し、合格することが最重要事項なのです。

 ずっと勉強できるわけではないのです。

 実際の試験の時も、1問にたくさん時間はかけてられませんよね。

 考えてもわからなかったら、すぐ答えを見る。

 これが良い勉強方法です。

 ただし、解けなかったら次の日に2回目、3回目を必ず解いてください。

 2回目でできないなら、次の日に3回目を解く。

 解けるまで解くことが勉強において重要です。何度もその問題と顔を合わせたら、いやでも解けるようになります。

 解けたら、問題の下の方に○を、解けなかったら×をつけましょう。

 ○になった問題は、もうやらなくてもいいです。

 ×になった問題だけやり続けましょう。

 それでは、具体的な問題について解説していきます。

社会科学
 政治:近年の政治情勢、各国の政治制度、思想に関して問題が出る。 
    対策としては、各国の政治や国際機関に関する制度と最近の情勢を連動させながら知識を整
    理する必要がある。
 法律:憲法からの出題が全て。
    覚えておきたい憲法は中学生の公民で出てくる内容は必ず覚えましょう
 経済:時事問題がでやすい
 社会:日本と世界の社会問題の動向は必ず把握する
勉強方法としては、ニュースを毎日見ることと、地方公務員用試験勉強のアプリで知識を蓄える。
人文科学
 地理、世界史、日本史:中学生の内容は全部覚えるとある程度は解ける
 思想・文化・芸術:思想はまだ解けるが、文化・芸術は興味がある人ではないと厳しい。
自然科学
 数学、物理、化学、生物、地学:中学生内容が分かれば解ける。
 令和4年度の地学は、初期微動継続時間の問題が出ました。
 物理は、投げ上げ運動の問題でした。
 出ても、それぞれの高校で学習する基礎までなので、ここは得点しやすいところだと思います。
文章理解
 現代文:まず初めに問題文を読みましょう。
     何についての内容かがある程度理解してから読むと、重要なポイントが把握できます。
     公務員試験の過去問で何度も練習して慣れましょう。
     肌感では、公務員試験の過去問の方が難しいです。
 英文:3、4行の英文を読んで答える問題。
    基本は現代文と解き方は一緒です。
    公務員の過去問より、文章が短く、難易度も低めです。
    単語は、習ったことのないものが出てきますが、予測でなんとかなります。
判断推理、数的処理
 必ず、参考書を何度も解きましょう。
 これが一番の近道。たくさん解きましょう。
資料解釈
 時間をかけてゆっくりと解くことがポイント。
 時間をかければ解けます。公立高校入試で出てくる感じの問題です。

まとめ

 合格するためには、自分の合格パターンを考える。
 満点を目指さずに捨て問題を決める。
 一般知能分野の判断推理と数的処理の範囲で、点数を稼ぐ。
 文章理解は、新スーパー過去問ゼミで慣れる。
 他の分野は、中学生内容を復習することである程度は解けるため、今からでも中学の参考書を購入し、勉強開始。

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